はじめに
娘とどう向き合えばいいのか、わからなかった時期がありました。
反撃され、言葉に傷つき、泣いた夜もありました。
■娘の変化と、すれ違いの始まり
成長する娘の中に、反抗の色
成長するにつれ、娘との関係は変わっていきました。
可愛いだけの娘ではなくなりました。
娘は中学・高校と集中して努力を重ねる一方で、
私に対しては、徹底的に反撃してくるようになりました。
根底には、ひとり親になってからの不自由さがあったように感じます。
■ぶつかるたびに、私が受け取った言葉
「お母さんには何を言ってもいい」
ある日、娘がふと漏らしました。
「お母さんには何を言ってもいいし、可哀想だとは思わない。
お母さんが私を嫌いになることはないから。」
友達は母親にとても気を使っているのに、
自分はお母さんにだけは素直にぶつけられる――
そんな娘の言葉に、私は胸が締めつけられました。
娘の本音。それは、無償の愛を信じてくれている証だった。
それでも私は泣いた
何を言われても、どんな態度を取られても、
私の中で娘への愛情が揺らぐことはありません。
それでも、心ない言葉に傷つき、
何度も一人で泣いてしまった夜もありました。
「私はこの子の“安全地帯”でありたい。」
そう思いながら、静かに涙を拭くことしかできない日もありました。
何を言われても愛情は変わらない。
でも、母である私も、ひとりの人間なのです。
■LINEで伝えた気持ちと、返ってきた言葉
「一生理解されないと思ってた。気にしないで、放っておいて。」
最近、娘との衝突があったとき、
私はLINEで自分の気持ちを伝えました。
その時、娘から返ってきた言葉です。
それは、娘の本当の気持ち。
心の扉が少しだけ開いた証だったと思っています。
痛みを伴う言葉でしたが、
その一言の裏に、娘がどれほど孤独を感じていたかを知りました。
今は、「変えよう」とするのではなく、
ただ、娘の歩く道を黙って見守ろうと思います。
■「変える」より「寄り添う」へ
親子の関係は、コントロールできるものではありませんね。
でも、「無償の愛」は、必ず伝わると信じたい。
たとえ理解しあえない瞬間があったとしても、
寄り添うことを諦めずにいたいと思います。
娘を変えようとしない。
娘の人生を、黙って支える。
それが今、私にできる唯一の愛のかたち。
■おわりに
母子関係には、波があって当然です。
それでも、見守ることでしか伝えられない愛がある。
私は今日も、静かに娘を信じていこうと思います。
■あなたにとって、「寄り添う」とはどんなことですか?
母として、時に泣いてしまうことも、
言い返したくなることも、あると思います。
それでも「私はあなたの味方だよ」と
静かに示し続けることが、
娘の心の奥に残ると、今は信じています。
最後までお読み下さってありがとうございます。